僕の顔は笑えない
笑いたくても笑えない
だけど君の話を聞いてて
心の中で笑っているよ
このまま君といれたらいいな

僕の顔は笑えない
笑いたくても笑えない
だけど君を見るだけで
嬉しくなる、元気になれるよ
このまま君といれたらいいな

僕の顔は笑えない
笑いたくても笑えない
だけど君の声を聞くだけで
安心する、ほっとするよ
このまま君といれたらいいな

僕の顔は笑えない
笑いたくても笑えない
だけど君の手に触れるだけで
表情が柔らかくなるような気がする
このまま君といれたらいいな

あれ？どうしてだろう
君の顔が見えない
君の声が聞こえない
君に触れられない
君がいない
あぁ、そうか

君は、誰かに恋をした

その日から僕は見ることを諦めました
君がいなければ見ることなんてしなくてもいいでしょ？

次の日僕は聞くことを諦めました
君がいなければ聞くことなんてしなくてもいいでしょ？

次の日僕は触れることを諦めました
君がいなければ触れることなんてしなくてもいいでしょ？

あれ？どうしてだろう
何も見えない
何も聞こえない
何も感じない
なにもない
あぁ、そうか

僕は、ヒトじゃなくなった

神様、どうして僕にだけイジワルするの？
僕に嫉妬しているの？
だとしたら、神様は馬鹿だ
もっと可愛い人に、賢い人に、
恵まれた人に嫉妬すればよかったのに

僕の顔は笑えない
笑いたくても笑えない
だけど君を見るだけで、
君の声を聞くだけで、
君に触れるだけで、
元気になれたのに
安心できたのに

君がいないよ

君がいない世界は
なにもない世界は
冷たい
怖い
不安だよ

笑えるのに笑わない人へ
君の笑える顔を僕にください
君の素敵な笑える顔を
そしたら
あの人とずっと一緒に笑えるから
ずっと一緒にいられるから・・・・・