気(が)付けばいつも考えてた
あの娘の事が知りたかった
ある日僕はこの気持ちが
何なのか分かったんだ

とてもとても幸せな気持ち
こんな気持ち
今まであったろうか
無縁だと思ってた
僕は冷たいヤツだと思ってた

ああ何て心が温かい
あの娘の事思い出すたび
ああ何て嬉しい気持ちなんだろう
あの娘がこんな僕の気持ち知ったら
きっと怯えてしまうだろう
僕は醜いモンスター


僕は気付けばここにいた
醜い姿と強い力を持って
誰かの想いから生まれたのだろうか
自分が望んで得た力だろうか
今の僕には分からない

同じ姿のヤツがいたが
気が付いたときそいつは死んでいた
人々は僕を恐れている
僕は醜いモンスター

街外れの大きな石碑
そこに彼女はいつも来ていた
何か願い事をしているようだった
何を願っているのだろう
その願いを僕が叶えてあげたい

ある日僕は石碑の影に隠れ
カミサマの振りをした
そんなボクに彼女は願いを叫んだ
「もう一度あの人に会わせてください」と・・・

新しく生まれた気持ち
辛くてやりきれなくて
単純なボクは
石碑に拳ぶつけた
石碑は倒れ砕けた
あの娘の上に

僕は何てことをしてしまった
我に返り瓦礫を探る
息も絶え絶えに彼女は微笑み
「やっと会えた」
そういって静かに目を閉じた

僕は醜いモンスター?
石碑に願い
魔物を倒し君を守る力を
手に入れたはずだった
取り戻した記憶と姿
・・・新しい気持ち

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

二度目の初恋

普通の恋の歌な歌詞を作ろうと思って書き始めましたが、いつの間にかこんなことになっていました。

閲覧数:251

投稿日:2013/08/21 07:45:39

文字数:611文字

カテゴリ:歌詞

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