別れを告げなきゃならない日
君の元へ歩きながら
歌を聴いた
どこにでもあるラブソングに
震える胸を隠せなかった

そんなに前じゃない
出会った頃の君の姿が
何度も何度も頭の中をちらつく
寒いのに上着も着ないで
働く君が心配になったんだよね

最初は電話もしてくれなくて
そっけない人だって思ってたなぁ
だけど何度も何度も2人で
公園で話す時間を重ねて
君はあの日、
私に好きだよと言ったんだ

別れを告げなきゃならない日
君は私に小さないたずらをしたんだ
可愛くて愛しくて
私が決めたことなのに
泣けてくるなんて、最低だよね

帰り道いつも通り
隣並んで歩いてくれた
伝え方がわからなくてうまく言えなかった
君は「私が決めたことなら」と、
「末長くお幸せに」、と。

君が見えなくなって
私はそこにしゃがんでしまったんだ
思い出が溢れて止まらなくなった
君と寄った公園の縁で
涙が止まらなかった
こんなにも好きだったんだ

うっすら笑う目元も
私の頭を撫でるその優しい手も
柔らかい髪も、洗剤の香りがする君も
全部大好きだった。
捻くれたところはちょっと嫌いだけど
それが尚更愛しくさせた。

別れを告げなきゃならない日
君の元へ歩きながら
歌を聴いた
どこにでもあるラブソングに
震える胸を隠せなかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

好きなままの年下の彼に
訳あって別れを告げなければならなくなった
女の子の気持ちを綴った歌詞です。

閲覧数:28

投稿日:2019/03/29 00:16:09

文字数:552文字

カテゴリ:歌詞

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