永遠の未来なんて 空想(ゆめ)に消えると知っていた
それでも何処かに自分がいるような気がしていた

ぼくらは

はかない想いがあふれるままに
この道突き進んできたけれど
たったひとつの答えしかないと
決めたのはだれでもない

いつだって

あの日君が見せた眼差し
思い出した時には涙し
気が付けば花咲く雛罌粟(ひなげし)
いまでも想い宿るハンカチ
どんなに遠く歩いてきても また そこから始まるし
何かを失してしまっても もう一度…

始められる


だから人間(ひと)は何も無い場所から生まれて来るんだと
初めて自分を確かに感じた時に知った

ぼくらは

ふとした瞬間 あやまちさえも
気づかずただひたむきに生きてきた
もうこれ以上だれからも
愛されないと思ってた

こんなにも

あの日君はひとり旅立ち
写真だけ残された引き出し
幾度無く駆け抜けた坂道
いまも大切にする簪(かんざし)
どこまで続く想いの先は まだ すぐには終わらない
そう思って想い続けられるほどに…

強くなった


あの日君が触れた幻
今も僕の中ではリアルに
ノート一冊分のイメージ
世界にひとつだけのファンタジー
あの日僕ら打たれた夕立ち
昨日のことのように煌めき
いつか誓い交わした指先
たった一瞬だけのシンパシー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ZERO GRADUATION

人はZEROから始まり、ZEROへと還る。
その、ZEROの終焉に辿り着いたとき、僕らは何を見ているのだろうか。

抽象的概念の集合。それがZEROシリーズです。

括弧書きで読ませる言葉と、表記する言葉を分けていますが、それはそれぞれ意味があるんですよ。きっと。
(しかし、あまりに読みづらいので、前のバージョンでフル表記、最新バージョンで読みのみ表記としています。)

いつものshowjiさんに曲をつけていただきました。
http://piapro.jp/content/782am9vi81azbs9l

showjiさんの説明テキストにもありますが、TWO-MIXの影響を受けていますねw 曲、詞とも。

ニコニコ動画版はこちら。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7681720

閲覧数:371

投稿日:2009/07/19 20:49:38

文字数:548文字

カテゴリ:歌詞

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