1  馴染みの店の 暖簾の奥
  止まったままの 時間がある
  夕暮れネオンに 心ゆるめ
  昔の自分に 会いにゆく

  引き戸を開ける 男たちの
  無骨な手つき 広い肩よ
  遠い花火 見やるような
  誰もよく似た 目元を見せる

  深く酔いたい 酒じゃない
  自慢も弱音も ほどほどに
  大人の作法を わきまえながら
  互いのさだめ 飲み交わすだけ

2 女の酒には 花がある
  男の酒には 影ばかり
  消しても浮かぶ 孤独の影
  追いきれなかった 夢の影

  胸のどこかに 鍵をかけて
  そこから始まる 日々がある
  それが男の 人生だと
  言い切る強さは 持たないけれど

  歩けなかった 道の向こうに
  広がる景色を ふと思い
  大人の作法と 割り切りながら
  今日のさだめ 飲み下すのさ
  男のさだめ 飲み下すのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

男の作法(落選詞)

potato_boyさんの「歌詞募集・別れの街角」につけさせていただいた歌詞です。

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投稿日:2017/03/23 17:35:40

文字数:383文字

カテゴリ:歌詞

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