少し震えた手が まともに鉛筆持てなくて
今日は、放課後 少しだけ学校に残ってたの
透明の傘 星模様の傘 いろいろ差して笑ってたの
僕は羨ましそうに 見ることしかできないけど

僕には君がいる 一緒に帰る子いなくても
大丈夫と笑って 先生さようなら、なんてねちょっと
作り笑いで 涙ぐっと堪える 走った走った坂道を
真っ直ぐに行けばほら、僕と君だけのセカイ

黒くてふさふさ 雨にちょっと濡れたのかな
でも大丈夫 私、タオルも持ってるの

傘を差した 不意に目を閉じた
開いた目蓋 見える景色は最上級の綺麗を保った
君の目と僕の目が合えば ほら、セカイも変わる
そして明くる日も 雨宿り 少し寒くて 震えた肩
それでも ほら、街は廻るから 僕も廻ってるの

今日はちょっと怖かった 真っ黒なおじさんが帰り道いた
だから、君に会えず 少し心のどこかがモヤモヤ
どうしてだろう 消えないの不安 必死に寝てみたけど夢は
儚げに君を追う そんな現実は嫌だ

黒くてふさふさ 赤い目をしたお人形
みたいで可愛いの 可愛いの野良猫

傘を差した 不意に目を閉じた
開いた目蓋 見える景色は最低級で僕を罵る
君の目と僕の目が合えば まだ少し笑えるのに
そして明くる日も 雨宿り 少し怖くて 震えた肩
それでも ほら、街は廻るから 泣くことできないの

君と入れた時間 短い間だけの友達
どうしてあの日 君のとこいけなかったの

傘を差した 不意に目を閉じた
開いた目蓋 見える景色は最上級の綺麗を映すんだ
君はもういないけどねぇ 大丈夫僕、頑張る
そういって晴れた空の下 少し駆け足で 笑うのさ
まだまだ ほら、街は廻るから 僕も廻ってるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雨宿り猫と私

雨宿りー

閲覧数:156

投稿日:2013/08/23 23:01:16

文字数:720文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました