明かり消して閉め切った部屋で
朝が来ることを拒み続けた
仄かな光 ボヤけるカーテン
今日も来てしまった 憂鬱な毎日

代わり映えしない日常 退屈な時間
心が痛むような酷い台詞

回る世界 その中で僕一人
消えてしまっても変わらず回るだろう
あと一歩踏み出したらなんて
笑えない冗談が頭を駆け巡る
見えない希望の光 何に期待をすれば……

好きなことから忘れていくから
嫌なことばかり残ってしまう
気休めだけど本当はちゃんと
幸せの種も掴んでいるさ

嫌われている不安 疑心暗鬼
そういう時はいつだって疲れている時だ

回る世界 今日もドアを開けて
最低な日常に身体を溶け込ます
数々の痛みを堪えたなら
何でもなかったように笑って過ごせたらいいな
そうやって作った笑顔はきっととても綺麗な筈だ

回る世界 今日も知らない場所で
誰かが喜んだり悲しんだりしていて
同じ世界に僕も立っているよ
まだまだ知らないことも沢山あるだろう

回る世界 いつか全部全部
分かる日は来るのかな 心から笑えるかな
待っているだけじゃ変われないぜ
無知を自覚出来たならまた一つ大きくなれる
さあ行こう ドアの向こうへ 眩しいけれどすぐに慣れる
油断はするな 流されないように自分の足で歩いていこう

星が動いているように見えるのは
逆に我々が回っているから
そんな風に見誤っていること
この世界はきっとそんなことだらけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

フーコーの振り子

閲覧数:101

投稿日:2019/05/20 17:58:53

文字数:598文字

カテゴリ:歌詞

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