細い腰に手を回し 引き寄せた
君は少し身じろぎをし おとなしく腕の中
困惑に瞳を揺らし 目を伏せた
長い睫毛の影が頬に落ちる

さらに強く抱きしめたくて
抱きしめたら君は折れてしまいそうで
そっと そっとやさしく
優しくいつまでの抱いていた

ただ 抱きしめられていた君は
ふと顔をあげ
少し胸を押してきた
そろそろ離してと言わんばかりに

腕の中のぬくもり
細い腰
全てが名残惜しく 離したくない
離したくはないが
腕を放した

離したとたん キッチンに逃げ込む君は
何を思ったのかお湯を沸かし
珈琲を入れた

おとなしく座ったソファー
横に君はまだ来ない

外を見れば暗闇
いったいどのくらいの時間君を抱きしめていたんだろう

腕の中にいないのがかなしいくらいに

トレイに珈琲を載せて戻ってきた君は
一言
「落ち着くよ。」
そう言って、手渡してきた。
手渡された熱いカップに
ふと涙が伝う

そうか 君に縋りたいくらい
つらかったのか
君を頼ってしまうくらい
疲れていたのか

気付かせてくれた君は
心配そうに顔を覗き込み
「大丈夫!明日はきっといいことあるよ!!」
そう言った。

君が言うと 本当のように聞こえるのは
なぜだろう
魔法の言葉
君の美し声で奏でる
魔法の言葉

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

魔法の言葉

頭の中の言葉を紡いでいったら出来上がりました。

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投稿日:2011/07/30 23:59:15

文字数:541文字

カテゴリ:その他

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