ガラクタ街の狭い空の 色を剥がした雨
傘がなくても歩けるんだよ
水たまり覗いて映る目が
笑えちゃうほど赤く腫れたまま

持て余した愛を 突き落としそうになって
一歩手前で後ずさって
手招きしてた誰かの声に 知らないフリをした

君を隠すように 降り注ぐグレイの中
道に消えた影を 追いかけることもできずに

その手掴めたら 抱き合えるのなら
行き場のない色も変わるだろう
重ねた嘘から 強がったさよなら
壊れそうな事も解ってたのに


がら空き借りた狭い部屋に 微かに差す光
瞼閉じても分かるんだよ
手遅れかもなんて思わずに 私を救ってよ

君に触れるために この腕は空いてるから
道で咲いた花に 全て馬鹿にされてもいい

その目見つめたら 君を見つけたら
落としそうになった愛をあげよう
また出会えるまで 声が聞けるまで
ムスカリが心を埋め続ける


君が居ない街の隅で
見えない雨 傘はいらない
居場所もなく ここで立ち尽くした

その手掴めたら 抱き合えるのなら
行き場のない色も変わるだろう
重ねた嘘から 強がったさよなら
壊れそうな事も解っていた

夢を見せて 名前を呼ばせて
落としそうになった愛あげるよ
また出会えるまで 声が聞けるまで
ムスカリが心を埋め続ける

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

愛をあげたいよ

u0079ftyさんの楽曲、
https://piapro.jp/t/T6ZQへ応募する歌詞です。

一度別れた相手への愛を持て余した「私」の、鬱っぽく一途で一方的な歌詞にしました。

水たまりから空を見ようとしたり、屋上から落ちてしまおうとして毎回後ずさったり、手がかりもなく「君」を探し続けたり。
ムスカリの花言葉「失意」から「私」の心情と結びつけて入れてみました。

閲覧数:251

投稿日:2020/04/18 16:14:23

文字数:538文字

カテゴリ:歌詞

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