「何も無いよ」 笑った彼女
白く狭い箱の中に一人
「君は私の事を知ってるの?」
横に首振る(あとで知ったけど)

側に置いてある椅子に座り込み
音を聴いた機械と彼女の鼓動

静かな深海に二人で泳ぐのは
恐いとかそんな感情じゃないけど
彼女が手をほどいて離れてく気がして
ただ見つめてる弱虫な僕


細い糸でぐるぐる縛られて
窓の外をただただ見つめるから
「自由になりたい?」と尋ねたら
薄く微笑む(答えはなかった)

側に置いてある椅子を振り回し
壁を壊したい衝動に駆られている

静かな大空に二人で浮かぶのは
恐いとかそんな感情じゃないけど
彼女が涙流して落ちてく気がして
まだ動けない弱虫な僕


はじめから誰もいなくて二人きりの世界だったら
すぐにでも彼女の手をとって抱きしめるのに!


静かな終わりを一人で見つめるのは
恐いとかそんな感情じゃないけど
彼女が優しく手を振ってる気がして
ただ泣いてる弱虫な僕

彼女が優しく手を振ってる気がして
ただ泣いてる弱虫な僕

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

弱虫な僕

閲覧数:71

投稿日:2009/08/28 08:40:23

文字数:438文字

カテゴリ:歌詞

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