*この世界について*
この世界について説明しましょう。
「ここはどんな世界?」
私は 彼女たちに 尋ねました。
緑色の髪をした少女は 読んでいた本から顔を上げて 答えました。
「この世界は、パソコンの中の世界で、彼女が憧れた世界は、現実の世界かもしれない。」
同じ顔した二人も 遊びをやめて それぞれ違う答えを返しました。
「彼女たちは、人魚で、歌うことでしか、自分を表現できないのかもしれない。」
「この世界は、海の中にある世界で、あの世界は、陸のある世界で、人間がすんでいるのかもしれない。」
桃色の髪をした少女は 文字を書いていた手を止めて 答えました。
「彼女たちは、VOCALOIDで、彼らは人間かもしれない。」
空を眺めていた彼女は こう答えました。
「この世界は、誰かが見た夢で、あの世界は、私達がいる世界かもしれない。」
私は 違う空を見ていた彼に 別のことを尋ねました。
「あの世界はどんなところ?」
彼は笑って答えます。
「きっと、あなたが思っているより、
綺麗で、汚くて、鮮やかで、優しくて、厳しい・・・
そんな世界ですよ」
この世界についての 説明は以上です。
あとは 皆さんの想像にお任せします。
思い描く世界なんて 人それぞれですから きっと いろんな世界があると思います。
あなたの描いた世界は どんな世界ですか?
この世界について
さて、彼女たちの起こした動作について 説明を。
KAITOとMEIKOについて。
彼らは ミクたちより 前に作られたものですので
「空を眺める」という単純なことしかしていません。
しかし この世界にいる時間は一番長いので 発言の内容は 深いものです。
ミク、レンリン、ルカについて。
一番新しく作られたのがルカですので、
動作はこの中で一番難しい「文字を書く」ということをしています
しかし まだ知っている事は少ないので 発言の内容は 一番 簡単な内容です。
文が他の子と比べて短いのが その理由です。
今までの理論で行くと ミク、リンレンは
動作もそこそこ難しく、内容もある程度のものを含んでいる ということになります。
「本を読む」と言っても、絵本かも知れませんし、古文のようなものかもしれません。
「遊び」と言っても、一人遊びではなく二人でするものですから、
簡単なじゃんけんから それこそチェスのような難しいものかもしれません。
ここまで書くと なんか シリアスな雰囲気になるかもしれませんが
以下のように考えると一気に考えが変わります。
ミクが読んでいた本は ネギについての本
リンレンがしていた遊びは ミカンとバナナのジャグリング、
ルカが書いていたものは 桃やマグロについて
KAITOとMEIKOが空を眺めていた理由は 雲の形が それぞれ
アイスに似てるなぁ とか 一升瓶に似てるわ と思ったから
はい、シリアスな雰囲気から
なんともいえない 脱力感溢れる和やかな雰囲気になりました。
だって、どんな本とか、どんなことをしていた とか
詳しく書いてないのだから こんな雰囲気でも 正解なんです。
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