見上げた夜空に
誰かを重ね
刹那
視界滲み
心少し、切なくなった
鈍い光が照らす道は
もう、一人で大丈夫さ
前を向いたら
ゲコゲコと鳴く声響く
僕の事を
ゲラゲラと笑う
声が消える場所だ
見飽きた夜空も
涙のあとは
なぜか
いつもよりも
輝いてて懐かしくて
ふと見下げた足元
光なくとも
無邪気に泣く事もないさ
光のもとへ行ける
淡い夢が溶けて消えて
もう いやになる日もあったね
後ろ向いて
シクシクと泣く声響く
僕の言葉
粛々と出した
声が届く場所に
今ではそんなに怖くはないさ
暖かな場所もあると知った
愛も知ったから
自分じゃできない事もあるけど
そんな時は声を出して助け求めればいい
一番星には
まだ遠いけれど
あの頃より進んだ
見上げた夜空に
この手を重ね
光指にとまり
心少し嬉しくなった
ほら
見飽きた夜空に別れを告げて
明日も頑張ろうとまた前を向いて進み出そう
冷たい夜明けの風を浴びながら
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