また笑った

ついに人恋しくなってきた頃片手で軽く数えられるほどの期間
こんな少ない中で期待していたほんの少しだけど僕はバカだ

見慣れた光景にちょっとだけ針を刺すような
違いはあるけれどまあこんなもんだよね

それが嫌だったって思い出せたんだ
嫌いになる理由がどんどん作られる
惨めな僕の顔見て笑うみんなと
過ごせて楽しかったって僕もまた笑った

またも同じことを繰り返すのかな誰かを愛することもしなくなるのかな
なんてそんな言葉はもう何度目だ廻る廻る僕の中の時代

いわゆるセンセーションちょっとだけエンジョイできたね
違ったパラダイム得られないコンセンサス

どこの誰とならばわかりあえるだろう
姑息な嘘拾い怒りに任せきり
泣いても喚いても構う時間はないと
まくし立てる野次とよちよち歩きの僕
錯綜する文字も言葉の意味さえも
考えようとしないいつもなんとなく
伝えたい気持ちと暴きたくない気持ちが
入り混じってどうしようもなく僕はまた笑った