君の心に針を刺し 白い糸で縛ってあげる
君が脅えてくれたのならば それが赤い糸に変わる
needle「I need you.」needle「I miss you.」

頼りない君が「I need you.」笑って私は「I miss you.」
君を捕まえて縫いつけて くるんで抱きしめたかった
可愛い君が「I need you.」泣いてる私は「I miss you.」
遠離って行くヴァイオリン 今でも私を嘲笑う

needle「I need you.」needle「I miss you.」
needle「I need you.」needle「I miss you.」



人目を惹く様な赤い色の ドレスが私は欲しかった
まだ見ぬ人との運命を 縫いつけてくれる赤い糸
小さな街の仕立て屋(dressmaker) 可愛い君が見つめる先には
綺麗な刺繍を施した よく似た白いリボンの子

飛び込んだ仕立て屋(dressmaker)、私ここで働きたい
手先はねとても器用だもの!だからここに置いて
お針子も!モデルでも!私、君に「I need you!」
伝えたい!だけど君は遠くを見て「I miss you.」

needle 「I need you.」need doll 「I miss you.」



白い手の君が「手伝って(I need you.)」笑った私は「寂しいよ(I miss you.)」
触れたら溶けてしまいそうで 君を唯見つめてるだけ
私は君を「愛してる(I need you.)」君は窓を見て「寂しいよ(I miss you.)」
悪い事じゃないはずの恋心が冬に震えてる

needle needle「I need you.」needle needle「I miss you.」
needle needle「I need you.」needle needle「I miss you.」



「あの日出会ってしまったあの人は 私を誰かと重ね憎んだ」
「過去の亡霊に心奪われた愚かな私の罪 何処にも彼女(きみ)が居ない」
回る回るカレイドミラー  強がりで無くしたメロディは
廻れ廻れカレイドミラー 奴に飽きられて捨てられるまで



Lの後ろの三文字の 違いも解らぬような君
それでも私はI need you. こっちを振り向いて欲しい
咳き込み曇る窓枠の 君が振り向く魔法は何だろ?
広い街拾った噂話(ゴシップ)で 教えてあげるわ刺激を(irritation)

怖がった仕立て屋さん(dressmaker) 脅えている顔も好きよ
毛布にでもなれるのなら 君をぎゅっと抱きしめるの
泣いた君が笑えるまで 私ずっと傍に居るよ
ごめんなさい、解らないかな 違う意味で「I need you.」

needle「I need you.」needle「I miss you.」

「この空の下にはどんな 色があると君は思う?」
尋ねた時にはいつも君は 決まって雪を指差した
「白い糸はね何色の 生地にも馴染み良く似合う」
君は笑って言ってたけれど 二人にはまだ似合わない

needle needle「I need you.」needle needle「I miss you.」
needle needle「I need you.」needle needle「I miss you.」


高飛車なヴァイオリン 高飛車に鳴り響く
(高飛車な道化師の高飛車なあの笑顔)


お気に入りと言っていた 君が仕立てた服も忘れ
彼女(あのこ)が消えて逝く夜に 君の瞳が濁り出し
歪(ひず)み響く旋律に 予感したもう会えないの?「I miss you.」
(もういいじゃない忘れましょう 仮に彼が実在したとしても)
(今の君に何が出来るのよ 相手は人間じゃないというのに)
(お願いだから危ないことは考えず今日はお眠りなさい)

「いつか私が赤色じゃないドレス欲しがったら 君の手で仕立てて」約束してたのに
「白い服はねきっとさ どんな人にも良く似合う」
君は笑って言ってたけれど 二人にはもう似合わない

needle「I need you.」needle「I miss you.」


窓硝子越し反射した 君の姿が眩しくて
君に見えてるこの景色が 違って見えて寂しくて


私に貴女は必要よ 私の復讐(しごと)を手伝って
私に貴方が必要なの 貴方に届かぬ「I need you.」 
needle「I need you.」needle「I miss you.」
needle「I need you.」愛していたのに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【高飛車なピエロ2】『needle ~お針子ロンド~』

怖い話が苦手な彼に、街の噂でちょっかいを。
怖がる時に高鳴る鼓動、吊り橋効果で構わない。だから私に振り向いて。

道化師を殺した女王様に瓜二つのその少女。
仕立て屋の病弱少年に一目惚れしたお針子さん。彼のお姉さんが失踪後、彼も後を追うように失踪。それぞれが別の街で変死体として発見される。犯人は亡霊だと言う高飛車ピエロ。相手が人間ではない以上、事件の解決は不可能なのですが、そんなことで諦めないのが乙女心と言うとかで、道化師討伐隊(隊員二名)が結成されたそうです。

底辺動画主の動画にしては、かなり(何故か)伸びた前作、通称変態ソング。そのお礼を作ろうと思ったらものっそ長くなりました。
やはりお礼に書いた小説で掘り下げる内、こんなに長く。
(ロンドを意識して繰り返しを乱用した結果)

今編曲してる曲が8分越えてやがる。うげっ

閲覧数:198

投稿日:2012/12/25 13:27:07

文字数:1,912文字

カテゴリ:歌詞

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