キの所為 BPM 112

気の所為だろうか

朝、日は登れど
体が言うことを聞かないんだ
待ってどこへ行くの
隠れてないでこっちへおいでよ
また繰り返す
辛くて怖い夢ばかりを見ているの
もう耐えられないんだ
薬はどこかに有るのでしょうか

夜空を彩る恒星の明かり
一人で泣いたあの日の夜空よ
浮かんだ景色に木漏れ火一つ
払った落ちた返り血も洗い流された
この手に残る感触は何なんだ
気の所為だろう

夜、音のない世界
人一人見つからない世界
影を見ているの
隠れてないでこっちへおいでよ
また繰り返す

切り裂いて奪って破って浴びて温かくて
ああああ

足元に咲いた大輪のバラ
叫んで泣いたあの星空よ
もう無理なのか動かないのか
走って転んで笑ったあの日々は戻らない
この頭に残る記憶は何なんだ
キの所為だろう