山盛りのポテトが懐かしい
並んで座ってコーラ片手に食べたね
最後の1本見つめ合って
口に運ばれるのを見ていた私
今じゃもう頼まなくなったけど
目の前のローストビーフに食べられ待ちの私
いつから行く場所が変わったのか
何回も櫛でとかしてた前髪
数ミリのズレだって気に食わなかった
ハチマキは少し上目の位置に
今じゃ装飾品を身に着けるのも忘れない
当たり前を過ごして経験だけ積んで
重い首輪に掴まれている私
取り繕うことだけ覚えて大人になった
揺れる耳元でどれだけ人を惑わせたっけな?
丈の短さだけじゃないことは誰から教わったっけ?
誰のためにその足元の高さに慣れたっけ?
鼻に残るお気に入りの記憶は誰の香りだっけ?
全部忘れちゃったけど
光る指元が私のこの先進む運命
さし示しているみたい
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