うららかな春先の泡
弾けたあいな頼み
柔らかな光 透かした
玉響の貴方へ


過ぎゆく月日は ただ舞い散る桜で
あはれと思えば 心音が騒ぐ 

しゃらしゃらと白糸の綾
重ねて揺れる蜃気楼
振り仰ぐ蒼空の果て
遙かな微笑み

忘れじの虹から 滲んだあの涙色


偲ぶる月日は いま永久の雫
濡れ惑ふほどに 染み渡る泡沫

しゃらしゃらと白糸の綾
紡いで解く蜃気楼
打ち捨てた契りの花輪
密かな夢を見る


からから回す 唐傘のつれづれ
雨音と消えてく 想ひ

うららかな春先の泡
弾けたあいな頼み
しゃらしゃらと白糸の綾
解けて遠ざかる

忘れじの虹へと 最後の言伝を…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

白雨

makoto氏の曲へ寄せて。
http://piapro.jp/t/BwcP

読み方補足:
玉響(たまゆら)、心音(こころね)、綾(あや)、永久(とこしえ)、泡沫(うたかた)、解く(ほどく)、言伝(ことづて)

閲覧数:144

投稿日:2016/02/10 19:32:32

文字数:284文字

カテゴリ:歌詞

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