君と人とのダンスホール/鏡音リン

aメロ
また聞こえた
口が動く
耳の奥から
君のメロディが

bメロ
いつも思い出す
いつも歌った
君の歌で

サビ
通じ合う
心に咲いている花びら
風に乗せて行く
響き合う
君の音程に合わせて
世界描き出す
息が合った
そこに欲しかったニュアンス
君は引き出せる
波が合った
僕らの音程が重なり
一つ、歌になる

aメロ
また聞こえた
誰かの声
いつも嫌になる
他人の歌声に

bメロ
いつも抱えていた
いつも怯えた
君と出会うまでは

サビ
悲しくって辛いことばっかり
だから人を傷つける
間違えて、思いを吐き出してしまえば
人に疎まれる
君にあって、僕にないことばかりで
怖くなるけれど
君にあって、私にないこともあると
君は言うだろう

だから歌う

サビ
通じ合う
心に咲いている花びら
風に舞上げて
響き合う
君に足りない心すら
僕は描き出す
息が合った
僕が言えない思いすら
君は歌い出す
波が合った
僕らの音程が重なり
一つ、歌になる

まだ見えぬ、君の隠れた思いも
僕は見つけ出す