曇った窓に映る 見慣れた顔
強がる癖だけが 上手くなって
触れれば壊れそうな この距離を
名前もつけずに 抱えたまま
「大丈夫」ばかり 覚えていくたび
本音の行き場が 狭くなる
待つことが愛だと 信じたくて
消えない光を 探してる
こぼさないように抱えた夜
行き場を失くした温度だけ
まだ信じたい理由を
手放せずに立ち止まってる
青に変わるはずの信号を
見上げたまま息を止めて
帰り道を数えながら
今日もここで待っている
伏せたままの画面 光るたび
期待が先に 走り出す
優しい沈黙と 逃げ道の違いを
見分けるほど 強くない
置き忘れられた 傘みたいに
理由もなく そこに立つ
拾われる夢を まだ捨てきれず
夜が深くなる
こぼさないように抱えた夜
溢れたら全部 終わりそうで
疑うことよりも
信じる方を選んだだけ
壊れかけのガラス越しに
あなたの背中を探して
迎えが来るその瞬間を
何度も描いてしまう
もしこの時間が 無駄だとしても
優しさまで 嘘にしたくない
一人になりたい夜があること
わかってる それでも
こぼさないように抱えた夜
名前のつかない痛みごと
まだ信じたい理由を
胸の奥で温めてる
戻らないとしても せめて
私を置き去りにしないで
静かに夜が明けるまで
ここで待たせて
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