教室の席 後ろから二番目の窓際
一番後ろでもない 微妙な位置
まるで私みたい

うるさい教室 教師の大声 隣のイヤホンから聞こえる音
全てが私の息を詰める 机に伏せて息をすう

すって、吐いて、また吐いて
小声で小さくまた吐いて
汚いもの全部 この机に飲まれてしまえばいいのに
私の中を全部 吐き出して


夕暮れの席 後ろから五番目の車両
ぴったり真ん中でもない 微妙な位置
まるで私みたい

泣いてる赤ちゃん 学生の談笑 隣のケイタイから聞こえる音
全てが私の息を詰める 俯きながら息をすう

すって、吐いて、また吐いて
心で小さくまた吐いて
汚いもの全部 この電車に飲まれてしまえばいいのに
私の中を全部 吐き捨てて


帰りの坂道を自転車で駆け上る
登りきったとき 息も切れ切れだったけど
その時の私は確かに 「微妙」じゃなかった


すって、吐いて、また吐いて
言葉を大きく歌い吐いて
綺麗なもの全部 この歌に乗せて大空に飛ばして
私の心全部 叫びだせ


落ちるな 飛び立て

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

すって、吐いて、また吐いて

初めてのオリジナル曲の歌詞です

いろんな「音」に押しつぶされそうになっている心を詞にしてみました

閲覧数:237

投稿日:2011/01/16 21:15:22

文字数:443文字

カテゴリ:歌詞

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