晩ごはんの後、ソファーに五人で座ってテレビを見ていたら、いきなりカイトが私の顔を覗き込んできた



「マスター…顔赤いです」


「えっ?そうかな…」



自覚がなかったので首を傾げたら次はヒイトの掌がゆっくりと私のおでこにあてられた



「……マスター、熱いですよ」



確かにヒイトの手は冷たく感じた多分私が熱いんだ




「マスター、大丈夫…?」


「にー?」


「んー…平気よ。微熱だから明日には下がるわ」




今日は早く寝てしまおうと思い、部屋に行くために立ち上がろうとしたら、カイトに止められた




「……カイト?」


「ふらついてて危ないですから…ちょっと失礼しますね」





カイトは私を横抱き…俗に言う、お姫様抱っこで抱き上げた



「ちょっとカイト…!キャッ!」



反論しようとしたら腕の力を抜かれて反射で抱き着いてしまった



「大人しくしていて下さいね」




カイトの腕も、胸も、案外逞しいもので、無駄に綺麗な顔も近い。反論で睨んだら微笑まれた。…逆に熱が上がりそうよ







部屋に運ばれて、ゆっくりベッドの上に降ろされ布団をかけられた



「ちゃんと寝ていて下さいね?
おやすみなさい、マスター」


「うん、カイト…ありがとう。
おやすみなさい」




最後に私の頭を撫でて、カイトは部屋を出ていった






…顔が赤いのは、熱のせい。胸が苦しいのも体調が悪いせいよね?ねぇ…カイト……?




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

KAITOと種っこがやってきた29

風邪だと明日まで引きずるので微熱。たまーに出して一日で治します

カイトは紳士的な事しときつつ意地悪で腕の力を抜きました←

…私はマスターになりt(殴

種配布場所はこちらです
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on

閲覧数:80

投稿日:2010/01/26 22:11:51

文字数:643文字

カテゴリ:小説

オススメ作品

クリップボードにコピーしました