笑うことさえ忘れて
独りうつむき歩く
前を見ていればいいことあるさ
なんて偽善でしか過ぎないんだ

いつかっていつですか?
いつになったら終わるのですか?
答えは見えないまま
生きていく

どうしてそうまでして僕は生きるのですか?
僕を大切にしてくれている人はいるのですか?
答えは見えないまま行きていく

瞳から涙こぼれて
手首から涙こぼれて
体に傷をつけられて
心に傷をつけられて

いっそ壊れてしまったほうが楽なのに
それすら許されずただ泣いている
泣き続けて僕は
生きていく

許されるのなら死にたいのです
けれどもそれすら怖いのです
死にたがりのまま行きていく

赤く染まる部屋で独り
手首からか瞳からかわからない涙こぼし
訳がわからなくてただ怖くて泣いている
けれども誰もいないんだ
逃げ場なんてどこにもないんだ
誰も助けてくれはしないんだ

それならば僕は僕自身を
助けるために生きていく

殺すために行きていく

泣きながら逝きていく