§唄えない鳥の歌§


遥かな地平の彼方に 
交わる空の縹色(はなだいろ)
どこまでも 遠く 高く 猛く
翅翼の限りに羽ばたく鳥よ

氷牙の疾風(かぜ)に身を曝し
森を越えて 渓谷(たに)を渡り
樹木(きぎ)のざわめきや 土の匂い
その羽(は)に感じて 何を想う

空はいつも自由で 道も地図もない
飛び盛ろうと 戯れようと
力尽きて 屍になろうと

遥かな地平の彼方に
沈む夕陽の猩々緋(しょうじょうひ)
どこまでも 遠く 高く 猛く
緋色に身を染め羽ばたく鳥よ


十六夜の月鮮やかに
夜の湖(うみ)に浮光を映す
疵付いた羽根で力を絞り
風間にたゆたう鳥達よ

深い森に羽根を降ろし
獣の声に怯えながら
濡れ羽色の闇にその身を潜め
震えて寄り添う鳥達よ

空はいつも自由で 道も地図もない
飛び盛ろうと 戯れようと
力尽きて 屍になろうと

残月 光冷ややかに
気高く夜明けを見下ろす
やがて鴇色(ときいろ)に染まる地平
静かに大地は動き始める


空はいつも自由で 道も地図もない
飛び盛ろうと 戯れようと
力の限り 高く飛ぼうと

遥かな地平の彼方に
昇る陽の光を浴びて
翅翼の限りに羽ばたく鳥よ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

唄えない鳥の歌【歌詞】

ルカ用に作った曲の歌詞です。

閲覧数:131

投稿日:2009/02/15 09:11:08

文字数:502文字

カテゴリ:歌詞

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