その歌うたいは 街の広場で歌う
今日も沢山の人が 彼の声に聞き入る
世界樹を護る騎士 竜を倒す魔法使い
国で一番の声が 紡ぎだす冒険譚
その国の王様は 歌が大嫌いでした
「今日から、この国で歌う事を禁じる」
街中から歌と笑い声が
雲に溶けて消えた
静か過ぎる街で彼だけが
真っ直ぐ声を出し続けます
僕の大好きな物を奪わないで
空に祈るように
その願いは届く事もなく
不条理と秩序の狭間に囚われた
それでも歌うたいは 詩を語り続けます
暗い鉄格子の中 月明りを頼りに
石造りの部屋に 響く澄んだ声
「誰にも、音楽を止めるなんて出来ません」
轟く怒声 駆け付ける足音
容赦ない攻撃
どんな酷い罵声を浴びても
声の限り歌い続けた
止まない歌声 加速する感情
悪意に満ち溢れ
彼は遂に口も塞がれて
言葉を並べる自由さえ失った
幾つも季節は巡って
歪んだ時代が移り変わる
彼を縛った鎖も朽ち果て
懐かしい陽の光を仰いだ
憚らずに 声を出せる世界
そこで彼は気付く
歌い方も 声の出し方も
忘れてしまった自分に
彼は歌う 声なき声でも
叫んだ 掠れる声で
大丈夫 僕はこんなにも
また 思うまま歌えるから
毎日毎日 人目も厭わずに
歌う ただ愚直に
冷たい過去で霞む景色が
少しずつ元の未来へと動き出す
これは ただのプロローグ
その歌うたいは 街の広場で歌う
今日も沢山の人が
その美しい声に 酔いしれます
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