高架線潜った先 赤に塗られてゆく一瞬
群青 足音は近い 横目で睨んで従えてゆくの
うだる熱に零す汗 風が追いついたら一閃
気持ち悪い…解夏の空気 血が滲む程握り潰す

何も寄せ付けない
毒蛾の如く 振りまくだけで
殺そうか

この手にしたものは
今 私へと生まれ変わる
なぞるだけで手に入れた
世界はただ雪崩れてゆく

眩む景色の中だけ 螺旋 甦る極彩
いつか何処かで死んでいた あの猫は誰がどうしたんだとか
知らないこと掻き集めて 積み上げる 崩す 砕く
例え形も亡い程 乱しても頷くでしょうに

誰も触れさせない
気高く在ろうと 誓う瞳が
濡れている

時計の針の先さえ見えず
握った手には汗だけ滲む
何をこんなに焦っているの
揺れている?

今からたすけに行くよ
辿り着いたらキスして
融けるくらい抱き合おう
本当に融けても いいね

この手にしたものは
今 私へと生まれ変わる
なぞるだけで手に入れた
世界はただ美しい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

トランキライザー

ヤヅキさんの曲に応募させて頂いた歌詞です。
ちょうかっこいい原曲はこちら→http://piapro.jp/content/xcxcmt90hop3kkwo(悠久の向こう)

閲覧数:203

投稿日:2009/09/10 22:38:56

文字数:413文字

カテゴリ:歌詞

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