スマイル・ストリート／初音ミク

窓を開けて見て　一つ深呼吸して
日差しに包まれ　外の世界
予定がない土曜日　着替えて化粧して
そのオトに惹かれ　駅の方向へ

ゆらめく列車の中
ときめくさせたこのリズム
真っ白の　都会へ
旅立つよ

あの日に耳に残った物事が　ただ眩しくて
まだ忘れてないよ
未来にこの場所でもう一度会えたなら
微かな希望と　昨日
いつか明日の　力になれるよ

冊子に載ってなくて　誰も知らなくて
町中に秘めて　秘密の羽
懐かしい記憶に　刻まれた景色
あの声と一緒に　カバンの中に

目に見える街には
なくなったものもあるけれど
その声　今日もまた
聴こえたの

キラキラした宝物　いつも街角にあるのよ
今　探しに行くよ
空から落ちてきた白の粒を
手のひらでそっと掴む
ふっと　思い出したよ
この街の温度を

たどり着いた目的地
君の声が響き渡っていく
そっと　目を閉じたのよ
旅先　ココロの音色が必ず笑顔の素になる
また　未来へ歩こう
スマイル・ストリート