A
撃ち抜かれて 花が咲いた
心臓の音 うるさかった
見破られた 皮膚、裏側
見られるはずも なかったから

B
舞台小屋 散らばった 星の屑を
集めて 固めて 人の顔 造って

S
醜くなった 身体を 縫い合わせて
本当の名前も わからないまま
取り繕った 口元 笑えるかな
ぎこちないつま先 足を捻った


A
口封じで 毒を盛った
遠ざける距離 冷たかった
何がしたい? なんてなくて
空っぽなまま 奈落の底

B
照らされた 舞台から 見えるものは
眩しい 光に 覆われた 客席

S
取れなくなった 仮面を 塗り潰して
魂の在処も ぼやけていて
次のセリフも 知らずに 嘘をついて
焦がされた瞳じゃ 何も見えずに


B
舞台小屋 鏡台に うつる顔が
不思議と 幼く あどけなく 見えたの

S
醜くなった 身体を 縫い合わせた
本当の名前を 探し続けた
取り繕った 口元 糸をはずす
ぎこちないつま先 バミリを踏んで

君に撃たれた 心に 名前つけて
今はまだ少しも 見えないけど
生きる理由を 探した その事実が
少なくとも僕の 生き様なんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

テアトルの花

閲覧数:79

投稿日:2023/08/27 16:32:49

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

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