泥と埃の匂いがするよ
枯れた枝葉が 空風(からかぜ)に揺れ
君の歌った あの声はもう
心に残る 余韻も消えて

鉄と火薬の匂いがするよ
灰色の空に 錆びた雨降る
君の想った あの夢はもう
過去の幻 儚く消えて

煙たなびく 空の彼方で
君に会いたい とても会いたい

夢と涙の散りゆく国で
軋んだ歯車 くるくるまわる
飢えて渇いた子供の背中
僕は祈るよ 幸いあれと

愛と孤独の散りゆく国で
歪んだ歯車 弾けて燃えて
傷を抱えた さ迷い人に
僕は願うよ 幸いあれと

煙たなびく 痩せた大地で
僕は歌うよ 君を歌うよ

いつか 君の元に僕が
行くことを許されるなら
いつか 君が口ずさんだ
あの歌をまた聞かせて

あの歌をまた聞かせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

硝煙と、追憶の彼方

何を思ったのか、自分で作曲なんぞやってみようと思って作った詞。初心者の私でも作りやすいように、歌詞の区切りをほぼ7字にしてみたけど、実際にメロディー作ってみたら、かえってやり辛かったとかいうオチ。

メロディーが完成するかは怪しいですが、兄さんの切ない感じの曲が作りたかったのだという意気込みは勝っていただきたい所存であります。

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投稿日:2009/10/02 02:01:33

文字数:317文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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