【 残花繚乱 】


花は乱れて 誰が為に咲く
人は生まれて 何を求め往く
夢に破れて 途は彼方でも
雨に打たれて 明けを待つのだろう

ひと粒零れた 雫に秘めたる
渇望の残火
刻み続ける 胸の熱度を
「命」と呼ぶなら

転げ 踏まれ 泥にまみれど
立ち上がるは 己れ自身だ
まだだ まだだ 振り返るのは
枯れて 散る時でいい




【ざんかりょうらん】
※( )内は一音に乗る想定です


はなわみだれて だれがためにさく
ひとわうまれて なにをもとめゆく
ゆめにやぶれて みちわかなたでも
あめにうたれて あけをまつのだろ

ひとつぶこぼれた しずくにひめたる
かつぼおの(ざん)か
きざみつづける むねのねつどを
いのちとよぶなら

ころげ ふまれ どろにまみれど
たちあ がるわ おのれじしんだ
まだだ まだだ ふりかえるのわ
かれて ちるときでいい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

残花繚乱【歌詞応募作】

歌詞募集をされていました、ずっきさん作曲「和風ロック ※歌詞募集」への応募歌詞です。

楽曲はこちら。

https://piapro.jp/t/kxSH

カッコいい、和風の歌詞希望ということで、自分がそう思える歌詞を書きました。

閲覧数:163

投稿日:2022/12/17 22:48:34

文字数:380文字

カテゴリ:歌詞

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