「この雨が止んだら」
アスファルトの 色が変わるまで
雨が降ってることに気付かずに
ただ一人で 目的地もなく
下を向いて悲しみと歩いてた

どんどん雨は強くなる
それでも傘差さないのは
君のいない世界への 小さな反抗

この雨が止んだらきっと
また顔を上げて 走り出すよ
だからそれまで
一人 雨に打たれて
涙枯れるまで流すんだ
失うことが怖いから
大切な物は 作らないと
決めていたのに
好きになっていたんだ
まだ胸が痛い


忘れようと すればするほど
思い出してしまうのは何故だろう?
「傷つくのは 本気の証」と
思えるほど器用に生きられない

段々雨は弱くなる
このまま降り続ければいい
君と見ない青空は 眩しすぎるから

この雨が止んでも きっと
嫌いになんて なれはしない
分かってるけど
今は ずぶ濡れのまま
涙流すことしか出来ない
失うことが怖いのに
大切な物を 作ってしまう
今日も明日も
恋をするってことは
愚かになること

私がここにいることも
君は全く 気にもしない
分かってるから
今は 空から落ちる
雨に少し身を委ねてみる
この雨が止んだら きっと
また顔を上げて 走り出すよ
だからそれまで
一人雨に打たれて
君を思い出す

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

この雨が止んだら

「雨」がテーマの詩を書いてみました。
天気というのは、無意識かもしれないけど僕らの気持ちや生活に微々たる変化を与えます。
天気の変化を機に自らも変えて行けたらいいけど、もしかしたらそんな簡単にいかないのかもしれない。天気と共に揺れ動く心情を表しました。

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投稿日:2019/10/26 13:07:15

文字数:528文字

カテゴリ:歌詞

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