真っ暗なその朝に私は眠っては
真っ黒なこの夜に目を開くの
記憶を蝕んで妖し気な火が灯る
忘れられた筈の灰色の感情が
譲れない激情と 許したい綻びで
同じくらい苦しい 産声をあげる
刃の上に置かれた 血の滴る心臓が
あなたへの杭を除き
想いを取り戻そうとしてるよ
あの夜に産まれた私の小さな芽
育ちきる手前の綺麗な色をしていた
饒舌な裏切りと 沈黙の正直を
知る今の私さえ あなたを求める
机の上散らばった 私と言う名の欠片
あなたへの悔いばかりを
呪いの様に繰り返してるの
今 願ったことはもう一度だけ
あの時のよう綺麗な私として
差し出すあなたの手 この手添えて
ワルツを踊りたい 夜が終わるまで
刃の上に置かれた 血の滴る心臓が
あなたへの杭を除き
想いを取り戻そうとして
机の上散らばった 私と言う名の欠片
あなたへの悔いばかりを
呪いの様に繰り返してるの
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