あなたがくれたこの鳥籠が
崩れてしまう日が いつか訪れるでしょうか?
あなただけの金糸雀を ずっとずっとそばに置いて
金の満月 銀の波
夜の静寂が 世界を包み
雑音混じりの歌声は風に溶ける
見上げた空で 瞬く過去の光
あなたがくれたこの鳥籠が
壊れてしまう日も きっとわたしは歌うから
歌を失くした金糸雀を どうかどうか忘れないで
象牙の舟に 銀の櫂
夜の岸辺で 笑顔の下に隠されていた
「ごめんね」は聞こえてたよ
見上げた空に 滲む下弦の月
あなたがくれたこの舟から
爪先を下ろす瞬間 きっとわたしは笑うから
永久を夢みた金糸雀を どうかどうか
あなたがくれた優しい歌
すべて抱きしめて 月夜の海で眠るから
あなた愛した金糸雀を
ときどきでいい 思い出して
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