あなたがくれたこの鳥籠が
崩れてしまう日が いつか訪れるでしょうか?
あなただけの金糸雀を ずっとずっとそばに置いて


金の満月 銀の波
夜の静寂が 世界を包み
雑音混じりの歌声は風に溶ける

見上げた空で 瞬く過去の光

あなたがくれたこの鳥籠が
壊れてしまう日も きっとわたしは歌うから
歌を失くした金糸雀を どうかどうか忘れないで


象牙の舟に 銀の櫂
夜の岸辺で 笑顔の下に隠されていた
「ごめんね」は聞こえてたよ

見上げた空に 滲む下弦の月

あなたがくれたこの舟から
爪先を下ろす瞬間 きっとわたしは笑うから
永久を夢みた金糸雀を どうかどうか


あなたがくれた優しい歌
すべて抱きしめて 月夜の海で眠るから
あなた愛した金糸雀を
ときどきでいい 思い出して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

月夜のカナリヤ

歌を思い出すためでなく、永遠に失うために海に流されるカナリヤ


静寂…しじま
雑音…ノイズ
鳥籠…いばしょ/せかい
瞬間…とき
と読んでいただけるとリズムがいいかなと思います。


雰囲気を変えない言い換えなどのアドバイス大歓迎です。

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閲覧数:441

投稿日:2008/05/10 02:22:40

文字数:341文字

カテゴリ:その他

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