錆びた手摺、おんぼろのドア、
たくさんの気持ち飲み込んだトイレ。
形だけの郵便箱は、結局虫が入ってただけだったなあ。

あちこち見渡し、君の痕跡探してるんだ。
定位置のソファーの右端。サムいこと言ったベッド。

君となら幸せになれると思い始めたこの生活は、
もしかしたら、ただわがまま押し付けただけだった?
静寂の中響くのは、君の涙の音だった。
そうそれが答えだね。


耳をつんざくアブラ蝉の声、
僕の心を慰めてるみたいだなあ!


真夏の喧騒。少しは君を癒してくれたかい?
あの雲はさ、人の悲しみ吸い取って大きくなるんだ。
入道雲。綺麗な虹が掛かる。


あの日、ふたりが並んで歩いた道を行く影は今、ひとりぶん。
調子の外れた鼻歌聞こえたような気がして
ふと立ち止まり、振り返る。
そこにいたのは…黒い猫…。
なんだよもう!…なんだよもう。

…こんなもんか!


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

涙の音、入道雲。

思う存分思い出に浸ったらまたはじめよう。
夏の暑さは全てを蒸発させてくれるはずだから。

別れの歌。
ドラマみたいにはいかないようです。

閲覧数:315

投稿日:2012/04/10 20:06:09

文字数:385文字

カテゴリ:歌詞

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  • きー

    きー

    ご意見・ご感想

    こんにちは、はじめまして、やっつけパンクロッカーのきーです。

    今回は拙作にご応募いただきありがとうございました。
    残念ながらこの歌詞は曲のイメージに合わなかったので、他の方の歌詞を採用させていただきました。
    この歌詞だと憂歌団みたいなブルースとか野狐禅みたいなフォークの方が合いそうな気がします。

    それでは

    2012/06/13 09:58:44

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