明日の見通しも立たないのに 将来の目標なんてあるわけもないだろ
数秒後に怪獣でも現れて この世界を壊さないかな、なんておもっている
教養なんて嫌いな言葉 判を押したように並ぶ言説に
自分で言語化も出来ないようなやつらが 頭の良いふりをしていて辟易してしまう

気持ちの悪い感性の大人が 下卑た性欲を覗かせて喋る
そんなやつに限って尤もらしくて どうせ異性にチヤホヤされるんだよな
傷付いた友達の傍にいたい でも、僕の言葉で足りるだろうか
あふれそうな希死念慮の渦を 堰き止めるための何かにはなれるかい?

足りない想像力で補えるだろうか
狭い視野で世界を捉えようとしている

幽霊の正体見たり枯れ尾花 揺れる鼓動と耳元のマーチ
居場所のない僕のための音楽 おまじないみたいにしまう
幽霊の正体見たり枯れ尾花 途方に暮れた足元のマーチン
行き場のない感情に伴う寂寞 新しいスニーカーに勇気をもらうぐらいの 僕らで良い

バイトで疲れ果てて何も浮かばないよ でも、変なことを考えないで済むから
安酒を飲んで眠ろうか それで逃避できる苦悩だったらわけない
何かが好きで生きているのに その好きが義務になっている
埋もれて感性を養っているつもりで 必死に自己肯定をしている
つもりなのか?

幽霊の正体見たり枯れ尾花 揺れる鼓動と耳元のマーチ
「間違えない人間なんて嘘だから」 でも、怒られるのなんて嫌だよ
幽霊の正体見たり枯れ尾花 途方に暮れた足元のマーチン
生き急ぐなよ、どうせ将来なんて
ろくなものじゃないって分かってんだろ

幽霊の正体なんて分からない そんなの義務教育で習わない
だから、僕は憶測でものを言う それが僕自身の浅慮さだろ
幽霊の正体を確かめに行こうか 分からないことを分かりに行くんだ
僕らの本音は分かり難いから 時折、幽霊になった気にでもなるんだ

幽霊の正体見たり枯れ尾花 揺れる鼓動と耳元のマーチ
朝焼けに紛れて飛び立った あの燕が変な音の正体だ
幽霊の正体見たり枯れ尾花 途方に暮れた足元のマーチン
明日の予定も不明瞭だが 自分で履く靴ぐらいは選べるぜ

明後日の気圧はどれぐらいだ そのことを憂慮して眠る今日だ
そういえば、この程度のことは随分と昔にも悩んだかな
明後日の気圧はどれぐらいだ 摘発できないアイツを殺してやりたい
そういえば、この程度のことは随分と昔にも悩んだかな

帰り道の歩道橋で耳を塞ぐヘッドホンに
いったい、何度救われて行くのだろう
生きている理由なんて それぐらい
歩き出す 歩き慣れた道で 吐き慣れた苦痛

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柳に燕

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投稿日:2026/04/03 22:29:00

文字数:1,078文字

カテゴリ:歌詞

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