優しい言葉を投げかけた背中は
雨降る夜風にさらわれてしまうの
鮮やかに煌めいて見えていたオリオンさえ
途切れない鈍色に隙間なく覆われてる
たがいに誓い合った未来の約束すら
紙切れただひとつでたやすく解けていく
心臓壊れるまで痛みを感じていた
それでも呆れるほど私は生きてるから
ふたりで選んだお揃いのリングは
今では記憶の奥の奥しまうの
ビニールに打ち付けて手のひらに響くノイズ
愛しさも悲しみも掻き消してくれるはずで
たがいに笑い合ったあの日を思い起こし
涙を流していた時間はもうおしまい
心臓壊れるまで呼吸を忘れていた
それでも雨がやめば痛みも癒えてくから
【A】
やさしい ことばを
なげかけた せなかわ
あめふる よかぜに
さわわれて しまうの
【B】
あざやかに きらめいて
みえていた おりおんさえ
とぎれない にびいろに
すきまなく おおわれてる
【S】
たがいに ちかいああた
みらいの やくそくすら
かみきれ ただひとつで
たやすく ほどけていく
しんぞう こわれるまで
いたみを かんじていた
それでも あきれるほど
わたしわ いきてるから
【A】
ふたりで えらんだ
おそろいの りんぐわ
いまでは きおくの
おくのおく しまうの
【B】
びにいるに うちつけて
てのひらに ひびくのいず
いとしさも かなしみも
かきけして くれるはずで
【S】
たがいに わらいああた
あのひを おもいおこし
なみだを ながしていた
じかんわ もおおしまい
しんぞお こわれるまで
こきゅうを わすれていた
それでも あめがやめば
いたみも いえてくから
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