『もし、ボーカロイドがパソコンから出てきたら……どうする?』


それは、自分たちにボーカロイドを勧めてきた友人からの電話。
けれどその声は、浮かれているとは正反対の神妙な声。
まさか本当に? と一瞬考えてしまうも、この手の話はよく創作話で溢れてる。
キャラクターの魅力にやられた友人――彼女なら、安易に考えそうな夢でもある。

元々、彼女が買ったものの扱えないからと泣きつかれ、
鏡音リン・レンのマスターをしていた主人公は、
「確か彼女が持っていたのはリンやレンと、KAITOだったはず。
 その組み合わせで面白いことが起こるなら買ってもいいかもね」
なんて簡単な理由で、KAITOのV3を買うことに決めた。


――そして、 KAITOを受け取るその日。
そっくりさんだと思っていた同僚の正体。
隣の家の前で立ち尽くす、音楽ランキング総ナメの人物と似ている人。
リビングで寛いでいた、6人の姿。

……どうやら友人からの電話は、ただの夢物語ではなかったようだ。


突然の大所帯に混乱する暇を与えずやってくる、共同生活ならではのハプニング。
彼らはただのボーカロイド?
それとも新しい家族、親友、恋人――?

W主人公&二種類の性格で少しずつ変わっていく物語。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

空色Clover

マスター男女選択式のボカロPC同人ゲームの告知です。
女マスターを選べば乙女ゲームとして、
男マスターを選べばBLゲームとしてプレイできます。
※女マスターを選んだ場合、BL表現はありませんので、ご安心ください!


なお、どちらを選んでも内容は15歳以上対象の物語になります。

閲覧数:282

投稿日:2016/02/09 09:09:36

文字数:532文字

カテゴリ:その他

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