肢体を遮り 境界を描く
あなたと私と世界と夕陽の灯り

お気に入りだった一丁らも
埃をかぶって古臭くなる

治らない鼻詰まり

お守りになった音楽の
メロディをなぞるように歌って
映画の最後の幕引きに
平穏な日常を描いて

眠れない夜には 温かい毛布がいる
死神がいる気がする 枕元に

まだ分からない 他者の感性に
祈るように手を合わせる視座を

ところでさ 治らない鼻詰まり

知らない言葉を歌って
言葉より喉を震わせて
映画の幕引きを目前に
続いて行く 日々を想わせて

お守りになった文章を
引用するように喋り方を真似して
ピアノのような雨音の旋律に
確かにいた あの人を想い描いて

左右を失くしたように歩いて
輪郭だけになった世界をなぞって
暗闇の中で手繰り寄せた
その集合知を私と呼んだ

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投稿日:2026/02/05 03:26:03

文字数:350文字

カテゴリ:歌詞

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