「ちいさな飴玉」

ちいさな飴玉ひとつ 上手に舐め切れたなら
僕らの未来は変わっていたかな
ちいさな悲しみひとつ 上手に分け合えたなら
僕らの昨日は変わっていたかな

夢のような日々の目覚めが 間近に迫る静かな夜明け
かすかに注ぐ曙光に心が見透かされていく そんな気がして

どこにだって行って欲しくて ここにだけ居て欲しくて
そのあいだで想いがこぼれて もう届かない もう戻せない

君だけを知りたくて 僕にだけ見せて欲しくて
その願いが叶わなくても 何も言わずに ただ寄り添って

ちいさな約束ひとつ 大事に守れたのなら
僕らの未来は重なっていくかな

足手まといなこの足が 必死に追いかけた君の背中
その姿が見えなくなる前に もう一度言わなきゃ 本当にありがとう

どこにだって行って欲しくて ここにだけ居て欲しくて
そのあいだで想いがもつれて もう解けない もう戻せない

僕だけを知って欲しくて この心見て欲しくて
その願いが叶わないように 涙こらえて ただ微笑むよ

ちいさな飴玉 君と一緒でもう溶けてなくなった
手を振るよ それしか今は出来やしないから

どこにだって行って欲しくて ここにだけ居て欲しくて
そのあいだで想いが溢れて もう止まらない もう戻せない

朝の陽に照らされて 消えていく最後に君が
振り返って笑うから もう戻れない もう戻せない もう届かない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ちいさな飴玉

ちいさな飴玉 歌詞

閲覧数:107

投稿日:2013/11/28 21:56:46

文字数:591文字

カテゴリ:歌詞

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