数分後、レン達はある病室の前に立っていた。
看護婦が言うには、数分前に集中治療室から移されてきたらしい。
レンは病室の扉を開ける。
リンはレンの顔を見るなり
「わ゛あああああっ!れ゛ん!?やめてぇぇぇ!!」
と言ってベッドから跳ね上がり、病室の角に逃げていった。
ミクは暴れ続けるリンをなだめ、ベッドに戻した。
ここでレンとミクは今まで起きていたことを順番に話していった。

メールのこと、紅い世界のこと、塔のこと、カイトとメイコのこと(この時レンがメイコのことをチラッとみたが明らかにイライラしていた。)、仕事のこと、リンのこと、そして最後にリンを助けたこと・・・

最後の話を聞き終わるとリンは呟く。
「・・・・バカ・・・・」
「・・・・・え?」
レンが問う。
「レンのバカッ!!なんで・・・なんでワタシなんかのために・・・」
レンは驚いた表情になる。

・・・・沈黙。

レンの表情がだんだん柔らかになる。そしてレンは口を開く。
「・・・・わからないよ・・・。・・・ただ・・・ただ、まだリンと一緒にいたかった。」

二週間後リンは無事退院した。・・・と言うのも、危険な状態だったのはショック状態だったためで、外傷といえば頭を数針縫っただけだったからだ。

そこからみんなはふつうの生活に戻る。
何の変哲もない・・・普通の毎日・・・
たぶん、それが一番いいのだろう・・・



・・・・寿命が尽きるのは・・・・明日かもしれないのだから・・・。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

シニガミ 最終話

コラボの皆さんから、いろいろと助言をいただいて・・
台本型を封印しましたっ。

閲覧数:189

投稿日:2009/08/05 12:32:01

文字数:623文字

カテゴリ:小説

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  • ヘルケロ

    ヘルケロ

    ご意見・ご感想

    本当だ!?
    封印されてる!
    でも、こっちでも結構軽くて読みやすいですよ^^

    あとは練習ですね^^
    と言っても実際どちらの方がいいのかは何とも言えないと思います。
    台本型と言うのは読んでてテンポがいいですし、文が減るだけ軽くなった感じがしますので、長文とかが苦手な人から見たら読みやすいかもしれませんね^^

    2009/08/05 12:43:34

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