「明けない夜などない。」って
誰かの辞書にはあるらしいが
いまだ暗闇の中咲き誇る月は沈まない
「残酷な世界がこんなにも綺麗に見えるのは
あなたの目が綺麗だから。」だと
最後にそう言い残してやがて星に変わった
今は何がどう見えてる?
「この目はどうして右と左に分かれて
存在しているのか。」だって?
右目で光、左目で影を重ねて
見える世界の果てを目指す為さ
「止まない雨などない。」って
誰かが残した名言らしいが
いまだ曇り空には晴天を待つ陽は昇らない
「傷だらけの手が何故だか温かく感じるのは
あなたの根が優しいから。」だと
最後にそう言い残して燃える星は流れた
今は何をどう感じる?
「この手はどうして右と左でそれぞれ
役目が違うのか。」だって?
右手に自由、左手に夢を抱いて
描く思いを胸に宿す為さ
長すぎる夜にふと目覚めた かすかに時計は動き出した
降り続く雨に傘を差した わずかに雲の切れ間が見えた
「この音はどうして今と過去と未来に向け
響かせているのか。」だって?
何年前も、何年先もいつまでも
迷う誰かの道を照らす為さ
朝焼けに目眩すら覚えた 確かに時計は動き出した
涙も雨と混ざり乾いた 冴え渡る晴れ空を見上げた
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6.
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じん
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