町のはずれ 凪いだ海を見下ろす丘の上で
静かに佇んでいる 電話ボックス
風に吹かれ音を立てる 扉をそっと開けて
古びた受話器 耳に押し当ててみる
線のはずれた黒電話 つながるその先は
あの空か この海か いったいどこでしょう
ひゅるる ひゅるる ひゅるる
吹き抜ける風の音（ね）よ
どうかあのひとへと 伝えて 風の電話
遠く遠く続く海を 見下ろす丘の上で
誰かをひそやかに待つ 電話ボックス
いくつの夜 数えてなお 止まったままの暮らし
誰もが 受話器にそっと 想いを託す
声にならない願いごと 「どこかで生きていて」
思うたびダイヤルに 涙落ちるけれど
ひゅるる ひゅるる ひゅるる
このことばは届くと
信じてまた今日もかけるよ 風の電話
いつかあなたの倍以上 年上になっても
またここへ来るでしょう あなたに逢うために
ひゅるる ひゅるる ひゅるる
だからまた 聞かせてね
あの日と同じ声 お願い 風の電話
00:00 / 01:48
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
mak．kanz＠wa
ご意見・ご感想
ありがとうございます。拝聴しました。
…とはいえ、まだざっくり1周聴いただけなので、
もろもろはぼかふぁんの方で別途DM送ります。よろしくです。
2016/02/03 00:27:53
GaschaPom
その他
mak.kanz@waさん、大変遅くなってしまいまして申し訳ありません。
ワンコーラスのメロディ案です。詳細はぼかふぁんの方で宜しくお願いします。
2016/02/01 21:17:17