(一)
遥か彼方
通り過ぎて行く
あなたと出会って過した時間
今は遠い記憶の彼方へ

訳もわからず病院を抜け出し
あなたとの思い出の場所をさまよう
あの世に旅立とうとした私に
いのちをつなぎとめるベルの音

もしもしお姉ちゃん
私失恋しちゃったの
どうしたらいいのかわからなくて
ねーねー聞いてるーお姉ちゃん

(ニ)
私の夢が
果かなく崩れ行く
あなたと暮らした幸せな日々
今は遠い記憶の彼方に

すがり付こうとした 私がバカだった
あなたと暮らした過去を忘れて
明日に生きることを教えてくれた
ほんとにありがとうベルの音

もしもしお姉ちゃん
家出てきちゃて
すむとろなくてさ お部屋まだ空いてるかな
ねーねー聞いてるーお姉ちゃん

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ベルの音


http://piapro.jp/content/7k67hmaphcj0eq7i

解説
  主人公は、人の世話をやくのが好きな姉御肌の少女でした。
  主人公と電話を掛けてきた少女とは実の姉妹ではありません。
  以前いっしょにルームシェアをしていたルームメイト
  彼氏が出来て、同棲するために出て行っちゃってました。

  彼女が出ていった後、寂しくなった主人公のところに、
  かわいがってる彼氏が転がり込んできていっしょに暮らしていました。

  ある日主人公が病気になって長期入院して、
  派遣先もクビになりお金が乏しくなり、
  貢いでいた彼氏に頼ろうとしたのですが

  彼氏はすでに見切りを付けて、
  新しい彼女を見つけて転がり込んでいるらしいことを知る。

  病気で弱っていることに加えて失恋の痛手が大きすぎ、
  何もかもいやになってあちこちうろついた後、
  自殺しようと自宅に戻ったまさにとき

  元ルームメイトから命の電話が掛かってきたという想定です。

  そのときのベルの音を主人公が、
  どんな思いで聞いたのかがテーマになっております。
  ここから先は想像にお任せします。

閲覧数:66

投稿日:2009/01/18 19:56:37

文字数:318文字

カテゴリ:歌詞

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