破互いの気持ちがこもる
裂けたチケットを僕らは見つめ
揺れる心の臓
すれ違う言葉と影

君が零したため息が
僕の中の何かを溶かしてく
聞こえてるのに見当たらない
揺れる心を蝕んでく

投げつけた言葉の痛み
消えない痕が残る
僕は「どうせ」を言い訳にして逃げてた

破れたチケットを繋ぎ合わせたら
喧嘩の理由もなんか見えてきたよ
君の声も、沈黙する僕も、
分かち合えるでしょう

じゃんけんぽんは僕の勝ち
バラバラなピースは一つに

正真正銘君の価値
ほんとはわかってたけど
どうもなんかバカで…。


言葉に出来ぬまま
君が差し伸べた手も掴めずに僕は
すれ違う視線
気づけばまた遠くなる

僕の落とした思い出は
君の中に深く刻まれていて
掬い上げてまた引きちぎる
報い　救いのなさすぎる

観て観ぬふりしてごめんね
素直になれず情けないよね
僕は「どうせ」君が居てくれなきゃだめなんだ

破れたチケットを繋ぎ合わせたら
あの時のこと全て見えてくるよ
君の顔も、険悪そうな僕も、
真実になるでしょう

じゃんけんぽんも君の勝ち
それぞれの価値があるけど

正真正銘僕の負け
勝ち負けじゃないんだけど
やっぱなんかバカね…。