君はまだ覚えていますか 朱色の空と花
夏の終わりを迎えに来る もうさよならだね
遠ざかる影法師にまだ よりかかる夢を見る
黄昏に溶ける誰そ彼 もういかなくちゃ

心の奥の奥 色褪せぬように
揺れる花びらのひとつも 君に届けたい  
言葉にならない 言葉にできないまま
立ち止まる僕はずっと ただ横目で見てる

君のいないこの街で僕は歌う
どうか君の記憶に残り続けるように
西日が照らす君と僕とあの花をいつまでも
忘れないように

離さないよう 伸ばす指の先に
触れられるものはなく
遠く遠く 微かな香りに縋り
君を待ってる

心の奥の奥 まだ色褪せずに
残る思い出のひとつも ただ愛おしく
傍にいたいと 離れたくないと
ただ願うだけの僕はずっと 立ち止まったまま

君のいないこの街で僕は歌う
どうか君の記憶に残り続けるように
西日が照らす君と僕とあの花をいつまでも
忘れないように

朱色に染まるこの街の歌がどうか
君のもとまで届きますように
あの日の景色が変わらず届くように歌う
金木犀の街から

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

金木犀の街 歌詞

歌詞

閲覧数:157

投稿日:2016/09/16 00:34:38

文字数:449文字

カテゴリ:歌詞

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