会えないまま
きっとね大した時間じゃないけど
僕には時計が何周廻ったかも
分からなくて
買い物帰りの君がいた
特別な事じゃないけど
あの頃と同じ様に
おかえりって言えるだろうか
何でもない日 他愛ない話
当たり前の日々に僕は
自惚れてたよ そうさせたのは
君だって言えたら良いのに
手を伸ばせば届きそうな君は
ゆっくり 今を刻んで
覚えてしまった足音が
鼓動と重なって 大きくなった
君が誰かにそっと微笑んで
何故か懐かしさを感じてた
まだ覚えてたよ
あの頃の色 あの日の空と
君の横顔
気付いたときには
涙なんてものすら出てこなくて
そう、きっと
今の僕はあの日々にいた第三者なんだ
楽しそうな君の声が響く
久しぶり でも
変わらない 心地いいって
こういうこと言うのかな
だから錯覚してしまうんだ
何でもない日常の
思い出未満の話
帰り路の消えた繰返し
ここにいるよって伸ばした
この手は 予報が外れて
空を切った
代わりに君が掴んだものは
面影で掠れて
それが夢とか地位だとか
形ないものだったなら
なんて呟いた言葉は
吐息に重なって 見えなくなった
君が誰かにそっと微笑んで
何故か懐かしさを感じてた
ずっと忘れないよ
あの日の約束 指切りした
優しさと温もりも
気付けた今 空を見上げたら
そう、きっと
今の僕はあの日から辿り着いた第三者
今日こそここで伝えるよ
三度目の正直の言葉
お祭り騒ぎみたいな喧騒が
過ぎ去った二人の時間(とき)の中
すれ違って 隣どうし振り返って
並んだ気持ちは本物で
「ありがとう 」
今を決めて歩きだすのは、僕自信だから
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つかだこうき
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こんばんは、T-Kです。
歌詞の応募の件で連絡に参りました。
この度は素敵な歌詞の応募、誠に感謝しています。
検討の末、他の方の歌詞を採用することになりました。
改めてありがとうございます。失礼します。
2016/12/05 19:58:20