華やかな彩りに決して宿らない体温
交わし合うやりとりに実ることのない花びら

僅かでも求めれば多分離れるだろうから
何気ない興味ないウワベさえあればいいよと

覆い尽くすものは 感情よりも微振動
何も起きないで 空白が何よりもいい
心などなくても 微笑むことはできるから

言葉にしてしまうととても届かなくなりそうな
カーテンの外側 そこにいる君を思う僕の心は
いつかめくれあがりそうでこわいから
僕は窓を閉め切り最初から
受け入れないと決めた

無機質なモノクロにどこか安堵する怯臆
拒み合う親密に何故か展べ観るは望蜀

贅沢をするほどに少し膨らむ自我関与
無作為に試し合うでも奥は狙わないから

開けて放つ先は 眩しさよりも離人感
驚きたくない 敬虔な静寂がいい
肺が落ち着かない それでもそこで寄り添える

理由を与えるだけ薄く不明瞭になるから
カーテンの内側 影になる君にふれる僕の掌
いつか伝う熱がひどく遅いから
僕は鍵を掛けたら最後まで
受け入れないと決めた

受け入れないと決めた
受け入れたいけどまだ
受け入れられはしない
受け入れて欲しくない
し、そうせざるを得ない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

カーテンレーザー

閲覧数:58

投稿日:2025/04/15 09:48:55

文字数:492文字

カテゴリ:歌詞

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