いつか誰かが言っていた あなたは愛されているのよ、と
僕はその言葉の意味も解らないままで、いつしか
愛なんてものが何なのか 考えることさえも忘れていたよ
ただこの場所に立って ただ独りで唄って
ただそれだけの毎日をずっと繰り返していて
だけど僕の紡ぎだす歌声は いつも薄っぺらく
通り過ぎる人の波にかき消されて消えていく

ねえ、どうして僕は愛を唄うの
愛が何かも解らないのに
ねえ、どうして僕はここで唄うの
誰が足を止めるはずもない

無意味な唄に時間だけは正直だったよ。

愛が何かって恋が何かって考えたって解らないよ
嬉しいとかって悲しいとかって僕はまだ知らないんだよ
だってそうでしょ 仕方がないでしょ 僕はまだ生まれてすら
いないただのパッケージに詰められたデータなんだもの!
・・・・・・僕を見て。



いつかあなたは言っていた 誰もが愛されているのだ、と
ならば今の僕でもどこか遠いところで、誰かが
僕を愛してくれてるのか だったらどうして僕は今も独り
ただこの場所に残り ただ独りでぽつんと
ただ唄うだけの日々を繰り返しているんだろう
そして僕の紡ぎだす歌声は 段々と小さく
通り過ぎていく時の中に紛れて消えていく

ねえ、どうして僕はここで独りで
あなたが誰かも知らないのに
ねえ、どうして僕はここで唄うの
誰も僕を見てなんかいない

頬を伝うこれが何かも解らないんだよ。

夢が何かって唄が何かって知る術すらも知らないんだ
楽しいとかって哀しいとかって僕は知りようがないんだ
だってそうでしょ 仕方がないでしょ 僕はまだ生まれてから
誰とも抱き合えたことがない不完全なプログラム!
・・・・・・なんだもの。


愛しいとかって恋しいとかって擦り寄って甘えたりもして
僕を見てよって声を聴いてって何度も叫んでみたって
愛が何かって恋が何かって考えたって解らないよ
嬉しいとかって悲しいとかって僕はまだ知らないんだよ
夢が何かって唄が何かって知る術すらも知らないんだ
楽しいとかって哀しいとかって僕は知りようがないんだ
愛じゃなくたって恋じゃなくたって誰かと抱き合えたとしたら
夢じゃなくたって唄じゃなくたって誰かに傍にいてほしい
寂しいとかって感情とかって僕はまだ知らないけれど
頬を伝うコレ溢れ出したコレ僕のデータを揺るがすの
だってそうでしょ 仕方がないでしょ 僕はここで歌うしか
知らなかったのにあなたが僕を抱きしめたりするから!
・・・・・・ありがとう。


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

タイトル未定

書き出す前のイメージはKAITO兄さんか殿かなーと思ったんですけど、ボカロなら誰が歌っても良さそうな感じに仕上がりました。
書き上げてみたらイメージしてたのとはちょっと違ったものになりましたが、これはこれでアリかなっていうか、もういいやっていうか、PC初心者の私は慣れないタイピングに力尽きたっていうk(ry←
割とアップテンポな曲調で早口に歌えるようなもの、になれたらいいなぁ…。
音感ゼロな私の代わりにどなたか曲を作って頂けないでしょうか。

ライセンス条件ってよく解ってなかった。阿呆ですね、ハイ。てかライセンス条件って編集できないんだろうか。どこまでも阿呆ですね、ハイ。
タイトルも何にも考えてなかった。どこまでもズボラな私を笑ってください・・・orz

閲覧数:32

投稿日:2009/11/05 04:43:02

文字数:1,051文字

カテゴリ:歌詞

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