A
あなたのいない世界が
そっと当たり前になっていく
立ち上がって前を向く
無理にだって笑ってる
私はまだここに居たいのに
あなたと過ごした日々が
まるで何も無かったみたいに
すれ違って振り返る
無意味だって分かってる
あなたはもうここにいないのに
B
昨日までの嘘は
目覚めた日から本当で
笑い合えたネタバラシもないまま
笑えない冗談(ジョーク)が続いてる
ゴロゴロ喉を鳴らす猫だけが
あなたとの日々を残してる
S
哀しみを哀しみのままでどうか
もう少しだけここに居させて
この頬が不意に緩んで
あなたを忘れる瞬間(とき)まで
暗闇を暗闇のままで良いと
どうして誰も許してくれない?
こんな夜が傷を包(くる)んで
世界とあなたの境界線
消してくれるのに
A
「例えば」のない世界が
きっと在り来りになっていく
転ぶ前に避けること
必要だって分かってる
私はもうここにいないから
明日をつないだ意味が
ほんの少しあったらいいのに
群れにだって意思はある
グレーにだって生きられる
誰かのためにここに居たいから
B
1秒後(あと)の空は
命のように有限で
NOと言えた選択肢を捨てたら
Wanna be I(ワナビアイ)…DOLLになるだけ
ユラユラ 星を揺らす風の音(ね)が
過ぎていく夏を知らせてる
S'
喜びを喜びのままでいつか
総じて幸福と呼んで
この耳が愛に怯(ひる)んで
逃げ出してしまわぬように
曖昧なつながりのままでいいと
僕らはそう言われたかったよ
遠い誰かがどこかに居て
世界と私の境界線
濁してくれるから
LS
哀しみを哀しみのままでどうか
もう少しだけここに居させて
この頬が不意に緩んで
心を取り戻せるまで
暗闇を暗闇のままで良いと
お願い たった一言が欲しい
ぬるい夜が破片(かけら)結んで
あなたと私の境界線
消してくれたらいいのに
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