『からっぽ』BPM96
今日も曇っている
部屋に線を引く
ずっと迷っている
今もまた天井を見る
何も残らずに
消えてくだろう
抜け落ちた気持ち
もう見えぬ色
きっと考える事も嫌になって
虚しさを
散りばめた
自分の部屋で
いつか来るその日をずっと
待っているだけ
空っぽに
幸せを
詰めようとしても
疾うにきつく閉められた
蓋が開かないや
段々薄れてきた情景
黒く上塗りされた人生
心の中支配している
苦しみとともに取り去って
感情まで取れてしまって
何も感じなくなった
そうでもしなきゃ
生きられなかった
日常の中にあった幸せ
アルバムの中に
捨ててきたかもなって
今になってまた後悔する
ガラクタを
積み上げた
砂上の楼閣
いつか来るその日をずっと
待っているだけ
空っぽに
幸せを
詰めようとしても
疾うにひどく砕け散って
もう入んないや
苦しくて
少しずつ
心壊して
身体だけが残ってる
僕は空っぽだ
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