つないだ手と手を感じて
ふたり並んで歩いてる　　
いつもの学校帰りの　　　
誰に遭うこともない道

これまで内緒に育ててた
ふたりの関係は
ともだち以上に思っても
恋とは呼べないの

わかってるいつまでも
こんなこと続けられない
ほかのひと気づいたら
そのときが終わり

同じことあなただって
考えているからきっと
さっきから黙ったまま
互いの手ぎゅっと握るの

あなたのきれいなその髪
風にさらさら揺れている
わたしもおんなじシャンプー
だけどそんなふうにならない

ふつうの恋を選んでたら
隠すこともなくて
素直に感情出せるのに
どうしてこうなった

わかってるいつまでも
続かないこの関係は
それでもね宝もの
尊く光るの

同じことあなただって
考えているのがわかる
そっと触れたくちびるが
乾いてる　

だけれどもこの気持ち
おさえるの無理なのそして
いつまでもいつまでも
このままのふたりでいたい